親の介護どうする?同居か別居か決める前に知るべきこととは

      2018/07/10

 

 

いずれ訪れるであろう、親の介護。

親はまだ元気で仕事もしているし、

なんとなく他人事のように思っていました。

 

しかし、近年私の祖母や夫の祖母が

介護を受けるようになり、

 

いつか自分も介護をする立場になるんだろう、と

漠然と考えるようになりました。

 

介護は突然やってきます。

今回は両親が介護をする姿を

身近で見てきた私が思う、

介護が必要になる前に準備しておきたいことを考えます!

 

 

介護は本当に突然やってくる!

 

介護は本当に突然やってきます。

これは両親が介護をしているのを見ていて思うことです。

 

夫の祖母の場合

夫の母方の祖母は

日常生活の中で足をくじいてしまったことをきっかけに、

ベッドで過ごす時間が増えたことで

体を動かすのが難しくなってしまいました。

 

しばらくは同居している夫の母やその姉が

協力しながら自宅で介護していますが、

今では週3回リハビリもかねて

デイサービスに通っています。

 

食事や排せつは自立しており、

軽度の認知症がある状態なので、

当面はデイサービスを利用しながらの介護生活になりそうです。

 

 

私の祖母の場合

私の父方の祖母の場合は自宅で転倒し、

頭を打っていたのでしばらく入院したところ

認知症であることが発覚。

 

当時は父の妹と住んでいましたが、

妹は体か丈夫ではないために

長男の父が介護をすることになりました。

 

そして呼び寄せる形で自宅介護をしようとした矢先、

病院生活が長かったせいか認知症が進行し

今では実家近くのグループホームに入所しています。

 

 

私の祖父の場合

私の母方の祖父は亡くなりましたが、

晩年は持病とは別の病気で寝たきりになりました。

 

当初は祖母が自宅で介護をし、

通院の日や休日は母や母の妹が介護を手伝っていました。

 

しかし、高齢の祖母が介護をすることは

負担が大きかったので施設のショートステイを利用したのちに

入所して最期を過ごしました。

 

 

私の身近な介護は

どのケースも予期せぬ出来事から

体が動かなくなってしまったことで

介護を必要とすることになったものです。

これらを防ぐことは簡単ではありません。

もちろん、元気で長生きしてもらいたいと

思っていますが

「万が一」のための備えは大切だと思います。

 

 

介護の大変さは同居も別居も同じ?!

 

同居しながら介護をしている夫の家族と

別居しながら介護をしている私の両親を見ていると

介護の大変さはどちらも変わらないな、と思います。

 

そしてどちらにも共通して言えるのが以下の事です。

 

  1. 介護には体力が必要
  2. 精神的な疲れが大きい
  3. 金銭的な負担
  4. 人間関係の悪化

 

これらは同居・別居にかかわらず、

介護をしている人みんなに当てはまるのではないでしょうか。

 

1つずつ順番に見てきたいと思います。

 

1.介護には体力が必要

 

移動や姿勢を変えてあげたりするサポートをしてあげることが多いので、

支えたり、持ち上げたりするには体力がいります。

 

サポートしてあげるとき前かがみになることが多いので

腰痛持ちの人は特に大変でしょう。

 

また、自宅でベッドにいる時間が長い場合は

排泄や体位の変更などで

夜中にサポートが必要なこともあるため

睡眠時間も少なくなる傾向にあります。

 

2.精神的な疲れが大きい

介護は育児と違って終わりがないことや

介護する人とされる人の意思疎通がうまくいかなかったり、

今までできていたことが急にできなくなることも。

 

精いっぱいサポートしたとしても病気の進行や

体力の衰えを止めることはできない辛さもあります。

 

近くで見ていて思うのは

「親が衰えていくのを見ることは何より辛い」ということ。

 

私にとって祖父や祖母は

産まれたときからおじいちゃん・おばあちゃんです。

 

いつか私の事がわからなくなる日が来るんだろうと

なんとなく思っていたので、

間違えられたりしてもそこまでショックではありませんでした。

 

しかし親にとっては相当ショックなようで

隠れて涙する母を何度も見ました。

 

それを見てから私もいつかそうなるのだと今から

覚悟をしています。

 

 

3.金銭的な負担

 

介護でお金がかかるというと施設の利用を思い浮かべると思います。

 

介護度によって施設の費用などは異なるので

一概には言えませんが、

決して安いものではありません。

 

施設を利用しないとしても

自宅をリフォームしてバリアフリーにしたり

車いすや介護用ベッドをレンタルするなどの

費用が掛かる場合もあります。

また、衣服を介護用のものを用意したり、

介護用の食事やおむつなどにもお金がかかります

 

4.人間関係の悪化

介護は親戚や家族でささえあっていくことが理想ですが、

現実はそうでもないようです。

 

仕事や遠距離を理由に手伝おうとしてくれない人や

口だけ出して、経済的にも援助しない人など。

誰か1人や1家族に大きな負担がかかることがあります。

 

父方の祖母を呼び寄せたときがそうでした。

 

「母の具合が悪いから、長男が面倒見なさい」と

姉と妹に言われ、

急きょ、役所と相談し今の方法を教えてもらって

施設に入居することになりました。

 

兄弟には両親のみならず

祖母の意見までも受け入れてもらえず、

押し付けられる形で祖母はやってきました。

 

この時の祖母は自宅に帰れない不安や悲しみで

精神が不安定で両親や施設の方にきつく当たっていましたし、

兄弟間で話し合いがまともにできないままだったので

両親が疲弊してくのが目に見えて分かりました。

 

 

介護が必要になる前に準備したいこと

 

いつかくる「介護Xデー」のために

何を準備したらいいのでしょう?

今から用意できることはあるのでしょうか?

 

私は今、賃貸のアパートに夫婦と子供と5人暮らしですので

とてもじゃないですが、ここに呼び寄せて同居はできません。

 

必然的に通いながら別居介護をするか

施設に入居してもらうかしかないと思っています。

 

これから夫の実家と同居することになったとしても

自分の両親は呼び寄せられないですから、

やはり施設に入居が一番現実的かなとも思います。

 

これから同居して介護するとしても、

別居して介護するとしても。

重要なことはお金と人間関係で

これは切っても切れないでしょう。

 

そのために今から出来ることは

  • 親の経済状況を知ること。
  • 親が介護を必要とした時、どうしてほしいか知ること。
  • 親の介護を誰がメインでやるか兄弟で話し合うこと。
  • 親が元気なうちから親兄弟とコミュニケーションをとること。

 

親の気持ちや経済状況を知ること

もしもの時の備えの話はなかなか切り出しにくいですが、

いつか話をしなきゃいけないことです。

 

親が話せなくなってからでは遅いのです。

ですから、元気なうちに少しずつ話し合うといいと思います。

 

私はすでに自分の両親とは話を何度かしています。

 

その時に一緒に住んで介護してあげられないことや、

金銭的にたくさんの支援ができないことを話しました。

 

私の両親は2人とも

「子供の世話にはなりたくない、施設に行きたいし、

それくらいのお金は自分たちで何とかでできる」

と、言っていたので今はそれを尊重しようと思っています。

 

誰がメインで介護をするか

介護が始まったら誰がメインで介護をするか

金銭の管理なども含めて決める必要があります。

これは一緒に住んでいる人や近くの人が好ましいでしょう。

 

メインの人を決めたからと言って

周りが何もしないわけでなく、

周りはサポーターとなってメインの人を支えていくのか重要だと思います。

 

 

今のうちから親や兄弟とコミュニケーションを!

 

 

介護が必要になる原因は「認知症」が最も多いと言われています。

 

現時点では認知症にならない方法はまだわかってはいませんが、

どうしたら認知症になりにくいかは少しずつ分かってきているそうです。

 

認知症になりにくい生活習慣の中に

・対人接触(人とよくお付き合いをしている)

・知的行動習慣(文章の読み書き・ゲームや工作をする)

というのもがあります。

 

元気なうちからコミュニケーションをとるようにして、

親の変化や身体的な不安などに気付いてあげられるといいですよね。

 

1人で寂しい思いをしていることは

認知症に悪影響だと聞いたことがあります。

 

実際、父方の祖母が入院していた時に

急激に認知症が進行したように思います。

 

それに比べ、

毎日家族に囲まれている夫の祖母は

認知症の進行が緩やかに感じます。

 

そして、いつかの日のために

今のうちから話し合うことも重要でしょう。

 

日ごろ連絡を取っていなかった父方の親戚とは揉めましたが、

こまめに連絡を取り合っていた母方の兄弟は最期の時まで

揉めることは一つもありませんでした。

 

私には3つ離れた弟がいます。

兄弟仲がいいのでそこまで心配はしていませんが

介護で金銭的負担や疲労が重なると

揉める原因になりかねないので

今のうちから話をしてみようと思います。

 

 

まとめ

 

 

介護をすることを考えたときに、

重要なのはどこに住むかも大切ですが、

介護する側もされる側もストレスが少ない方がいいですよね。

 

そのためには介護をする側もされる側も

考え方や現況を共有し、

介護する人同士が外部サービスも含めて

連携することではないかと感じました。

 

それは同居でも別居でも同じなのではないでしょうか。

 

この考えは理想論で現実は難しいことかもしれません。

ですが、今から準備をしておけば

いざというときに必ず役に立つのではないかと思います。

 

私も実家に帰った時には

弟も含めて親の介護について話をしてみようと思います。

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