助産師直伝!逆子対策で歩くのは効果ある?注意すべき2つのポイント

      2018/06/10

「赤ちゃんの頭が上になってますね」
「赤ちゃんのお尻が下にありますね」

 

など、妊婦健診で言われたことはありますか?いわゆる、逆子の状態ですね。

 

出産予定日が近づいてきてるのにも関わらず、まだ赤ちゃんは逆子のまま…

となると少し心配になってきますよね。

 

私も第一子がずっと頑固な逆子でした。

なんとか元の体勢に戻ってほしい!と、できる限りのことはしました。

でも結局そのまま出産まで戻らず、帝王切開での出産になりました。

 

でも助産院に通っていたので助産師さんからたくさんの知識をいただくことはできました!

それは一生の宝物です。

 

今回は、

「逆子の時は歩くと効果的らしい」という噂について、

助産師さんから教えてもらった2つの注意点についてご紹介していきたいと思います。

 

 

逆子に限らず「歩く」ことは妊婦さんにも赤ちゃんにもとても良い!

 

妊娠初期でまだつわり真っ最中の頃、

「これから安定期に入って体調が良いときは、積極的に歩くようにしてね」

と助産師さんからよく言われていました。

 

確かに安定期に入ると、それまでつわりで食べられなかった食事がとてもおいしく感じられ、がつんと体重が増えることが多いですよね!

 

私も安定期に入ったとたんにご飯がおいしくてたまらず、一ヶ月で2キロほど増加。

「増え過ぎ!」と注意されたことがあります。

 

増えることが悪いのではなく、一気に増えすぎるのが良くないのだそうです。

体重が増えすぎると産道にも脂肪がついてしまい、赤ちゃんがスムーズに通りにくくなります。

つまり、難産の原因になるのですね。

 

でも、ハードな運動はもちろんできません。

そんな時にとても良いのが歩くことなのだそうです。

全身を使う有酸素運動になりますし、一定のリズムを刻むのでママにも赤ちゃんにも心地良いのだとか。

 

また、歩くことで血行が促進されるので、赤ちゃんにも酸素や栄養が届きやすくなります。

 

さらにお産に備えての体力作りにもなります。

出産は富士山に登るほどの体力を使うとよく言いますしね。

 

こういったことから、逆子の場合に限らず、歩くことは妊婦さんにとってはとても良いのだそうです。

 

逆子の状態でウォーキングする時の注意点

 

歩くという動作は一定のリズムを刻むので、本来はママにもおなかの赤ちゃんにも心地よいこと、と先ほどお伝えしました。

 

さらに、逆子の時に歩くと適度に振動を起こすので、その振動で重たい頭がひょいと下に回ることもあると助産師さんは言っていました。

 

でも「注意すべきこともある」とのこと。

 

むしろ、動き回らない方が良い人もおられるのだそうです。

一体、どんな場合なのでしょうか?

 

1. おなかが張りやすい・切迫気味と診断されたことがある

 

普段の健診で、「おなかが張っていますね」「固いおなかをしているね」と指摘されているようなら、あまり沢山歩きすぎるのは良くありません。

 

おなかが張っているということは子宮がキューっと縮こまっている状態なので、赤ちゃんが回るどころか身動きが取りにくくなっている状態。

赤ちゃんにとっては良いことではありません。

 

歩くことで逆におなかの赤ちゃんが動けなくなってしまうのでは本末転倒。

このような理由から、おなかが張りやすい人は控えた方がベターです。

 

また、逆子の場合は赤ちゃんの足が子宮口付近にあるので胎動をきっかけにおなかが張りやすいという特徴もあります。

 

 

2. 逆子の時はあまり動き回らないよう指示するお医者さんも!

 

助産師さんによく言われていたのは、「逆子は破水しやすいのが一番怖い」ということ。

そう、逆子の最大のリスクは、前期破水なのです。

 

赤ちゃんを包み込んでいる卵膜という薄い膜が破れることを破水と言い、その中でも陣痛が起こるより先に破水することを前期破水と呼びます。

 

頭が下にあれば、赤ちゃんの頭が子宮口を塞ぐフタになるのですが、逆子の場合はそうはいきませんよね。

 

膝やかかとなど、頭より鋭い部分が子宮口付近に当たることになるので、その分破水のリスクは高まります。

いったん破水してしまうと大量に羊水が流れ出てしまい、そこから感染症を起こす危険も…。

 

また、へその緒が子宮口から出てきてしまうこともあり、そうなると赤ちゃんへ栄養や酸素がうまく届かなくなる可能性もあります。

これは命に関わる危険性もあるので、絶対避けたい事態です。

想像するとぞっとしますね。

 

こういった理由から、逆子の時はあまり無理して動かないようにと指示するお医者さんもおられます。

 

 

 

おなかが張りやすい人におすすめの逆子対策

 

実は、私は2つのポイントで両方ともひっかかってしまいました。

 

妊娠初期からおなかが張りやすく、

初期だけのことかなと思ったら安定期に入ってもなかなか落ち着きませんでした。

 

このことから、逆子になる前から健診の度に「あまり無理しないでね」と言われていたのです。

 

逆子になってからはなおさら張りやすく、自宅での絶対安静指示が出てしまった期間もあったほどです。

 

子宮の血行を促す施術をしてもらっていました。

体もぽかぽかしてきますし、赤ちゃんの胎動もとても激しくなるのを実感しました!

おなかの中がバタバタバタっと揺れる感じでしょうか。

 

私の場合は、骨盤に赤ちゃんのお尻がはまってしまっていたのでそれでも逆子が戻ることはなかったのですが、一時的な逆子にはとても効果的だと思います。

もし歩くことが難しい状況でしたら、鍼灸はおすすめです。

 

 

助産師さんおすすめは、四つん這い

 

妊娠後期に入っても逆子の状態が続く場合、妊婦さんの経過を見ながらではありますが、逆子体操を指示されます。

この逆子体操、けっこう苦しいのですよね。

 

助産師さんに教えていただいたのですが、四つん這いで動き回るのも逆子には効果的なのだそうです。

赤ちゃんのハイハイのような姿勢ですね。

この姿勢はおなか回りが緩んで赤ちゃんの動けるスペースも広がります。

 

私は逆子体操はおなかが張ってしまって続けられませんでしたが、四つん這いで動き回るのは快適に行うことができました。

自宅での絶対安静が解除になってから、帝王切開の前日まで毎日行っていました。

 

この状態で雑巾がけでもすれば、程よい運動にもなるし床もきれいになるので、これで逆子が戻ってくれれば一石二鳥どころか一石三鳥ですね!

 

でもこれは、あくまでこういった動きが禁止されていない場合に限りますので、ご注意ください。

 

 

「歩く」ことは効果的!でも自己判断は禁物

 

歩くという動作は、逆子に限らず妊娠期にとても良いということをお伝えしました。

 

妊娠していない時でも体に良いとされているウォーキングがですが、赤ちゃんがおなかに居る時でもたくさんのメリットがあるのですね!

 

でも逆子の場合注意しなくてはいけないのは、

  • おなかが張りやすかったり切迫気味でないかどうか
  • そもそも逆子の場合、動き回らないことを勧めるお医者さんもいる

という2点だということをご紹介しました。

 

また、逆子体操以外にも四つん這いで動き回ることも、逆子には効果的です。

 

逆子の時に一番怖いのは、やはり破水をしやすいこと。

これは赤ちゃんの命にも関わることです。

決して自己判断や無理をせず、これまでの経過をよく知ってくれている産科医や助産師のアドバイスに従ってくださいね。

 - 妊娠出産