出産の不安を解消したいプレママさんへ。三姉妹を産んだ私のアドバイス

   

つわりを乗り越えて安定期に入ってくるとお腹も大きくなってきて、

期待や楽しみな気持ちの反面、

不安や恐怖感は誰にも少なからずあると思います。

 

私は3人の女の子を出産しましたが、

初めての時はもちろん、2人目・3人目も不安はありましたし、

いざ出産!分娩台!までは怖い気持ちもありました。

 

 

不安によるストレスは赤ちゃんに影響があるの?

 

妊娠中は体調の変化や体の変化も大きく、

感情面でも女性ホルモンの影響もあって

不安によるストレスを感じやすい状態にあります。

 

お母さんがストレスを受けると

子宮に十分な酸素や栄養が運ばれなくなるため、

赤ちゃんの発育に影響が出たり、

お腹が張ったりするので切迫早産などのリスクも高まります。

 

また、ストレスを受けると抗ストレスホルモンが分泌されるので、

お母さんの血圧が高くなったり

病気にかかりやすくなるなどの悪影響があるだけでなく、

赤ちゃんの胎動や心拍が減るというデータもあります。

 

そして、出産時に強い不安や恐怖感などのストレスがあると、

筋肉を緊張させるので血行が悪くなり、

出産の痛みをより強く感じるだけでなく、

微弱陣痛につながり出産が長引いたりするデメリットもあります。

 

私は第一子を出産するとき、

私の血圧が高くなってしまったことに加え、

赤ちゃんもなかなか下りてこれませんでした。

今思えば、出産に対しての強い不安や恐怖感が影響していたのかも?と思います。

どんなことが不安?

 

 

 

出産は人それぞれ、

いろんなケースがあるので知れば知るほどに不安が増す、

なんて人も多いのではないでしょうか。

 

不安に感じることの要因としては、

未知の世界であるということがあげられます。

 

まずは妊婦さんがよく感じる不安についてピックアップしていきたいと思います。

 

  1. 陣痛に気付いて、陣痛の痛さに耐えられるか。
  2. 出産の流れがわからない。
  3. 会陰切開などの処置が怖い。
  4. 帝王切開になったらどうしたらいいのか。
  5. 産んだ後の痛みはどんなものなのか。
  6. 産んだ後育てられるのか。

 

以上のことは

初めて出産する妊婦さんも経産婦さんも

心配になることが多いかと思います。

 

私も3人産みましたが毎回心配でしたし、

気になることでした。

 

不安を解消するために効果的なこと

 

これらの不安を解消するために

効果的なことにはどんなことがあるでしょう?

 

私の経験も交えながら紹介したいと思います。

 

1.陣痛に気付いて陣痛の痛みに耐えるにはどうしたらいい?

 

陣痛の始まりは絶対こうですよ!という正解がありません。

実際、私も3人とも違ったものでした。

 

「おしるし」があるよ、とも言いますが、

私は3人ともありませんでした。

 

ただ、確実に言えるのは『何かがいつもと違う』ことでした。

いつもより

腰が痛い・おりものが多い・足の付け根が痛い・お腹がよく張るなど

いつもと違うなと思ったら、

いつ本陣痛が来てもいいように入院準備を確認してリラックスして過ごしましょう。

 

陣痛の痛みを全く感じないようにするのは不可能に近いです。

ですが、痛みをうまく逃す方法をいくつか知っておくと心強いですよ。

 

  1. 痛みに合わせてゆっくり長く息を吐く
  2. 体をラクな体制にする
  3. 体を温める
  4. 腰をさすってもらう
  5. テニスボールやこぶしを肛門付近に押し当てる

 

 

どれも実際にやってみましたが、本当に効果があったと思います。

特に息を長くゆっくり吐くことと、

テニスボールを肛門付近に押し当てることは一番効果があったと思います。

 

呼吸は産む時にも大切ですし、

いきみたい気持ちを和らげるためにもテニスボールは必須アイテムでした。

 

2.出産をイメージトレーニングしてみる

 

 

出産はどうやって進むのかは

産院やマザークラスなどで説明されると思いますが、

出産の流れは以下のようになります。

 

まず、赤ちゃんが産まれるまでには時間がかかることが多いです。

陣痛かな?と思ったら痛みの間隔を計ってください。

陣痛間隔チェックアプリなどもあるので、

使ってみるのもいいでしょう。

私も使いましたが便利でした。

 

 

痛みの強さや間隔は個人差があるので、参考程度に見てください。

 

●準備期●

お腹が張ったり、おりものが増えたりします。

「おしるし」があることもあります。

 

規則的な痛みが10分間隔になってきたら初産の方は病院に連絡しましょう。

子宮口:1㎝~3㎝

痛みの間隔:10分間隔で1回20秒~30秒

痛みの強さ:強くお腹が張るような感じです。

 

 

●進行期●

徐々に痛みが強く長くなっていきます。

痛みがない時は食事もできますし、トイレにも行けます。

体力を温存するようにして横になったり

出来るだけリラックスして過ごすようにしましょう。

 

子宮口:4㎝~7㎝

痛みの間隔:4分~7分間隔で1回30秒~45秒

痛みの強さ:すごい痛い生理痛や下痢の時のような痛みを感じます。

 

 

●極期●

もう産みたい!お腹に力を入れたい!という気分になります。

しかし、いきむ許可が出るまではいきんではいけません。

これが一番つらい時間です。ひたすら痛み逃しをします。

ここを乗り越えれば赤ちゃんに会えるので頑張って!

 

子宮口:8㎝~9㎝

痛みの間隔:2分~3分間隔で1回45秒~60秒

痛みの強さ:すごく漏れそうな下痢を我慢する感じです。

 

 

●娩出期●

出産のクライマックスです。

痛みの波に合わせていきみます。

この時場合によって会陰切開が行われますが

局部麻酔をしてくれることが多いので、痛みはあまりありません。

むしろ産む方の痛みが強くてそれどころじゃないです。

 

子宮口:10cm

痛みの間隔:1分~2分間隔で1回60秒から90秒

痛みの強さ:いきむ許可が出るので赤ちゃんが降りてくる、出てくる痛みを感じますが、必死なので痛みはあまり感じないかもしれないです。

 

 

●後産期●

赤ちゃんが産まれ「おめでとうございます!」となりますが、そこで終わりません。

 

後陣痛と言って胎盤を押し出すための軽い子宮収縮があります。

これを終えると会陰を縫合などの処置をし、

子宮収縮による出血が落ち着いてくるまで分娩室で安静にします。

 

さっきの痛みが嘘のように引き、雑談もできます。

この間、赤ちゃんは看護師さんらに産湯などのケアをしてもらいます。

 

 

 

ここまでが出産の流れになります。

 

わたしも陣痛が来てから産まれるまでの流れをイメージしていましたよ。

産まれてくる赤ちゃんの顔を想像したりすることで、

楽しみにする気持ちを大切にしました。

 

 

3.帝王切開や陣痛促進剤の事についても頭に入れておきましょう。

 

陣痛がうまく進まなかったり、

お母さんや赤ちゃんに何らかのトラブルが起きた場合などは

必要に応じて処置が行われることがあります。

 

 

●予定帝王切開●

多胎妊娠や逆子、前置胎盤・切迫早産・前回のお産が帝王切開だったなどの場合に、

医師と予定を立てて実施されます。

 

●緊急帝王切開●

お産が止まったり、赤ちゃんの心拍が弱くなったなど、

一刻を争う緊急時に実施されます。

 

●陣痛促進剤●

子宮の収縮を促して分娩を開始させたり、

弱い陣痛を促進させたりするために使われます。

私も長女と三女の時に使用しました。

 

 

 

このほかにも赤ちゃんがなかなか降りてこなかったり、

何らかの原因で出てこられないときに行われる処置もあります。

 

●鉗子(かんし)分娩●

2枚のヘラを組み合わせたハサミのようなもので赤ちゃんのあごから頭を挟み、

いきみと同時に引き出す方法。

 

●吸引分娩●

赤ちゃんの頭にカップを密着させ、

吸引器で吸引することで赤ちゃんを誘導する方法。

 

 

 

実は私、長女を出産するとき、臨月のころから私の血圧が高くなってしまったんですね。

 

なので、急き予定より早く入院し、陣痛促進剤と誘発剤を使い、

いつ緊急帝王切開になるかわからない状況で出産しました。

 

その時、赤ちゃんがなかなか出てこられなかったので、吸引したのですよ。

そしたら、頭が長くなっていて!すごく驚いたのですけど。

医師の言うとおり、数日でちゃんとまるい頭になってほっとしたのを覚えています。

 

私のようなケースになる人は少ないかもしれませんが、『もしも』に備えて「こういう場合もある」と頭の隅に置いておくことをおすすめします。

 

私はちっとも考えてなかったので、帝王切開かもしれないと言われたとき怖くて不安でした。

 

 

4.産んだ後の痛みは医師や看護師さんに相談しましょう

 

産院で入院している場合、

1日数回看護師さんが様子を見に来てくれると思います。

その時に痛みや不調、

赤ちゃんのお世話で不安なことや分からないことなどを聞いてみましょう。

きっと親身になって答えてくれると思います。

 

後陣痛は無痛分娩や帝王切開で産んだ場合もあるので、誰でも経験します。

特に授乳すると子宮の収縮が起こるので、下っ腹がぎゅーっと痛くなります。

 

これは経産婦さんの方が痛いと言われていて(本当にその通りだと思います)、

三女を出産した時、

「ママが顔をしかめておっぱいをくれるのは

赤ちゃんだって嫌なはずだから無理しないで

痛み止めを飲んだ方がいいのよ。」

と看護師さんが言ってくれました。

 

病院によるかもしれませんが、

私のように痛み止めをだしてくれることもあると思うので、

聞いてみるといいと思います。

 

それから、初めての出産のときは次の日全身筋肉痛でしたし、

出産の痛みより会陰の抜糸の方が痛かったので

それも看護師さんに話したりしました。

 

会陰の抜糸は次女・三女の時もビビッていたら

2人目3人目は全然痛くなかったので

1人目は相当だったのだと後から知りましたけどね。

 

 

 

5.産んだ後は自然と体がお母さんになっていきます

 

 

嘘だと思うかもしれませんが、本当です。

 

肌と肌がふれあうと愛情ホルモンが分泌されて

赤ちゃんをいとおしく思います。

そしていとおしい気持ちから、また赤ちゃんに触れます。

するとまた愛情ホルモンが分泌されて、とその繰り返しです。

 

ふれあうことで可愛い・守ってあげたい気持ちが大きくなっていくのです。

 

正直なところ、産んですぐのころは

ゆっくり何かを考えているヒマがありません。

赤ちゃんのお世話に追われます。必死です。

 

でもそうやって毎日赤ちゃんと接していくうちに

お世話のコツや赤ちゃんの好みがわかるようになってきます。

 

産んだらいきなりできるわけではないですが、

確実にお母さんになっていくので大丈夫ですよ。

 

 

6.どうしても不安が強い場合は無痛分娩やソフロロジー式分娩の選択も

 

 

痛みに対しての不安が強い場合は

無痛分娩やソフロロジー式分娩の選択もありますので、

医師や助産師さんに相談してみましょう。

 

 

●無痛分娩●

麻酔薬を使い、陣痛の痛みを和らげながら出産する方法です。

痛みを和らげつつも意識はある状態なので、

全く痛くないわけではなく、痛みが軽くなる程度だと思ってください。

 

●ソフロロジー式分娩●

イメージトレーニングによって心身をリラックスさせることで

出産に対する恐怖感や痛みを軽減する方法です。

麻酔などは使用せず、妊婦さんの意識を変えて出産をラクにするやり方です。

 

 

出産の不安を和らげるために今できることをしよう

 

「案ずるより産むがやすし」と言いますが、これは本当だと思います。

 

あれこれどうしようと考えるのはやめて、

必要な情報だけを集めたらそれ以上不要な検索はしないようにしましょう。

 

ネットなどの情報は膨大にあるので、すべて鵜呑みにせず、

心配事や気になることは旦那さんや家族、

医師や看護師・助産師に聞いてもらいましょうね。

 

不安を口に出すだけでも和らぐこともありますよ。

 

出産も育児も体力勝負になるので、

散歩やマタニティヨガなどをして体を動かしましょう。

体を動かすことは気分転換にもなるのでおすすめです。

 

そして、赤ちゃんが産まれると今とは全く違う時間のリズムになります。

ひとりの時間はなかなか取れなくなってしまいます。

今のうちにやっておきたいことのリストを作って実行するのもいいですね。

 

また、赤ちゃんのために部屋の模様替えをしたり

育児グッズを揃えたりしながら、

赤ちゃんが産まれてくるのを楽しみに待つようにしましょう。

 

 

最後に

 

 

出産は誰でも不安になります。

 

でも今までお腹で大切にしてきた赤ちゃんに会えることは最高の喜びです。

 

出産のとき、

『赤ちゃんはお母さんの何倍もの痛みを全身に受けて産まれてくる』

と聞いたことがあります。

赤ちゃんも同じようにあなたに会うために、

一生懸命頑張ってきてくれるのです。

 

そのために今できる準備をしっかりして、出産に臨んでください。

 

出産は必ず終わります。

どんなに痛くても耐えられます。

痛みは赤ちゃんに会うために必ず必要なものなのです。

 

産後もあちこち痛くてつらい事もありますが、

産まれてきてくれたわが子は最高にかわいいですよ。

 

赤ちゃん誕生のその日まで、

悔いのないマタニティライフを楽しんでくださいね!

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